盲腸になった。その所感
お久しぶりですー!ジャスミンです。
こちらのブログの更新は1年3ヶ月ぶり!?となってしまいました。
趣味のハープブログばかり更新していてすみません。
このような亀更新ブログですが、なぜか月に3000アクセスほどあり、
一番人気の記事はそうだ!中国式足つぼへ行こう!みたいです。笑
実はこの1年強の間に色々なことがありまして。
特に、アラサーのお悩み上位!カラダの不調系のネタが色々溜まってきたので、
少しずつ備忘録的に公開していこうかと思います。
さて、今回のお題目ー!!
2020年3月、ジャスミンは盲腸になりました。
そして5日間の治療後、日常生活へ復帰しました。
盲腸ってなんぞや?と思われた方、なんとなく知っているけどなったことはないという方、手術したよー!な方へ簡単な説明をば。
急性虫垂炎(盲腸)
(きゅうせいちゅうすいえん・もうちょう)大腸の入り口にある盲腸に、虫垂という5〜10cm程度の突起物がある。この虫垂が異物やふん石などが原因で閉塞し、炎症をおこす病気が「急性虫垂炎」。「盲腸」という呼び名で広く認知されている症状。急に激しい腹痛をもたらす病気を「急性腹症」というが、急性虫垂炎はその中でも最も多い病気。2、3歳くらいの幼児期から小中学生、20代くらいまでの発症率が高いが、高齢者を含め男女問わずどの世代にも見られる。右下腹部の痛みでよく知られ、小さな子どもの場合は食欲減退、嘔吐などがきっかけで判明することもある。
急性虫垂炎(盲腸)とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル
今回は、盲腸になった時の体感や治療、予後について私の一例をお伝えできればと思います!
もくじ
発症は突然に・・・
3月某日の月曜日、ジャスミンはいつものように朝9時に会社に出社しました。
会社の席に着いた時、
「今日はなんかバッドコンディションだな・・」
と感じました。
何が、と言われても言語化できなかったのですがなんか体調が悪い。
実は私、おなかがあまり丈夫ではなくて、よくおなかがゆるゆるになる症状があり、過敏性腸症候群と言われたこともあるなど365日のうち300日ぐらいはおなかのことで何かトラブルが起きるという消化器系の不調の話題には事欠かない人種で、
その日も仕事が忙しくて高ストレスだったので今日もそれかーなんて思っていました。
しかし11時ごろになって、胃の痛みを感じ始めました。
胃が痛いなんてことは滅多にない。
しかもその日は朝ごはんを食べていなくて、胃痛に全く心当たりがない。
正午。
歩くと内臓全体が謎の鈍痛を感じて、とにかく体内に響く。
あまり歩かないようにしよう。(←いや、ここで病院行くべきだったわw)
空腹感が全くなく、むしろ胃が痛すぎてお昼休憩はじっとしていた。
午後2時。
「だめだ、今日は体調が悪すぎる。早退しよう」
ということが1時間のうち20回ぐらい頭をよぎった。
しかし、なぜかそんな日に限ってめちゃくちゃ忙しい日で、
席を離れることもままならないほど電話とメールが鳴り止まない。
(ジャスミンはデスクワークです☆)
15:30
・・・もうこれ以上ガマンデキナイ・・・
上司に
「あのぉ・・っ、なんかものすごい胃痛がするので・・っ、会社の隣にある内科に行ってきてもいいですかっ」
と伝えて、会社から徒歩2分の所にある内科クリニックへ。
徒歩2分で300メートルくらいなのに、休みながら15分くらいかけて到着。
病院での診察
16:00
内科クリニックの受付の人に「胃が痛いんです」と伝えて受付してもらう。
熱を測ったり、問診票を書いたりしているうちに意識が朦朧としてくる。
「これ、死ぬのかな・・・もしかして、コロナウイルスなのかな」とかガチで感じ始めた。
血液検査、CTを撮って、先生に呼ばれました。
先生「ジャスミンさん、検査結果からいうと盲腸だね」
ジャスミン「えっ?私は胃が痛いんですけど・・」
先生「盲腸は進行すると痛みが右下腹から上がってきて、胃が痛いって言って来院する人も多いんですよ。よく歩いてこれましたね。男性なら騒いで救急車呼ぶ人もいますよ」
私の血液の成分?を検査した所、白血球が通常の3倍になっていたらしく、
白血球が基準値よりも多いとなると体内で何かしら炎症が出ていることの目安になるのだそう。
そしてCTを撮った所、見事に盲腸部分に炎症が起きており、しかも盲腸にも小腸にも大腸にも色々詰まってパンパンになっていると言われました。
まぁ、つまり便秘状態でもあったわけです(恥)
そうなのか・・私は盲腸・・・
でも聞いたことはあっても、よく知りませんでした。
先生「治療ですが、正直すぐに手術した方がいいか・・かなり微妙なラインかなぁ。
僕はした方がいい気がするんだけど、うちはクリニックだからそういう処置ができなくて、どこか大きい病院に紹介状を書く形になる。でもそれだと今日はもう時間的にも受け付けてくれないと思うし手術日も後日になる。今日は抗生物質を点滴して様子を見ましょう。」
えー!手術!?!?
普通に胃薬出されてすぐに帰社できるものだと思っていたので、衝撃を受けた。
そしてそのまま処置室に連れて行かれ、抗生物質を2時間点滴することに。
安静にしながら、私はすかさずスマホで「盲腸 治療」と調べた。
すると、病院のホームページで詳しく説明されているページや、
盲腸になった人の体験ブログなどがたくさん出てきた。
盲腸の治療方法は、
手術で虫垂を切除する、もしくは投薬治療が一般的なよう。
私が今受けているのは投薬治療かーふむふむ、などと感じた。
腸に炎症が起きている状態なので、炎症を鎮めるために抗生物質を投与して様子をみるとのこと。
しかし、痛みは1時間ごとに増してきていて、スマホを見ているのもきつくなってきたので結局2時間近くベッドで唸っていた。
点滴が終わったあと、思ったより体調が良くなっていなくてガッカリした。
経口薬もたくさん出された。
そしてなんと、しばらく毎日点滴通いが必要と言われた。
抗生物質の経口服薬もしばらく必要とのこと。
毎日点滴と血液検査をして、白血球の数値が落ち着いてくるまで続けましょう、と。
うぉ、これは大変だ・・・
内科クリニックを後にし、急に現実に戻ったジャスミン。
「そうだ、着の身着のまま出てきたけど、仕事途中だったんだわ」
時刻はすでに20時近くになっていたが、いそいそと会社へ戻った。
上司に盲腸になったこと、明日以降点滴してから出社する旨を伝えた。
そして残りの仕事を片付けて帰宅。
点滴治療を4日間
2日目(火曜日)
翌日も朝から内科クリニックへ行き、点滴治療。
白血球の数値はほとんど変わっていなかったので、仕事を休むように指示された。
相変わらず内臓全体の鈍痛と胃痛。
食事はする気にもなれなかったけど、仕方なくゼリーやヨーグルトを食べた。
3日目(水曜日)
この日も点滴2時間。白血球の数値が少し下がる。
大事をとって、この日も仕事を休むよう指示された。
先生から「手術の予約もできるけど、どうする?」と言われたけど、
私なりにネットで調べたり人から聞いた話で、最近の研究で虫垂は代謝の一部を担っていることがわかったというものがあった。
最近はむやみに手術で切除しない方向の病院も増えたという記載も(!)
投薬治療で散らすことができるならその方がいいのではと感じたので、先生とも相談して、明日よくなっていなかったら手術を検討しましょうということに。
4日目(木曜日)
点滴2時間。
初日に比べて白血球の値がかなり下がる。通常の範囲内の値に。
体調も万全ではないもののよくなってきて、先生からも「点滴は今日までにして、あとは飲み薬でやって行きましょう」と言われた。
うぉ、急展開!昨日までは手術必至か?なんて思ってたのに!
その日の午後から仕事へ出社。
5日目(金曜日)
この日も朝からクリニックへ。
もう1回CTを撮って、炎症が目視でも減っていることを確認。
血液検査も、白血球は通常の値になっていた。
胃痛もほぼなくなり、体調もまぁまぁ。
先生「とりあえず、毎日の通院は今日まででいいですよ。薬がなくなったらまたきてください。」
ということでとりあえず盲腸との闘病は一旦ケリがついた(!?)模様。
盲腸になった原因
今回盲腸になってしまった原因は、なんだったんだろう。
先生に聞いてみたものの「原因はさまざまなのでこれをやったから盲腸になる、とかはないです」とのこと。
盲腸になる原因は、虫垂に急な炎症が起きること、とあるけれど
何が炎症の引き金になるかはまだ解明されていないとのこと(!)
虫垂は5〜10cmほどの小指くらいの袋状で、そこに便が詰まったりして血行が悪くなると炎症につながるらしい。
食べ過ぎ・飲み過ぎ・不規則な生活・便秘・疲労などで誘発されると考えられているとのこと。
老若男女どの世代でも起こりうるし、その人の体調や体質にもよるそう。
私も、特にいつもと変わらない生活をしていたのでたまたま何かが引き金になって炎症が起きたのかも・・?
(消化器系の慢性的不調はあるから、生活改善に努めないとね。汗)
しかし、炎症がひどくなると膿んで腸を穿孔して腹膜炎になることもあるそうなので、
いつもと違和感のある腹痛があったら迷わず病院に行った方がいいですね・・!
その後の経過
5日目以降、胃薬や腸内環境を整える薬や漢方を1週間分出されていたのでそれを飲み切りました。
食欲はずっと湧かなかったのですが、とりあえずゼリーやヨーグルト、お豆腐、お粥などを食べていました。(なんと盲腸騒動から4キロほど痩せた)
生活改善が必要かなーと思って、睡眠時間を1時間増やしてみたり、週末はゆったりと過ごすように心がけて・・・
盲腸発覚から3週間くらいで、やっと全回復した感じ。
本当、普段と違う体調の違和感を感じたら我慢せずに病院に行った方がいいですね。
この出来事はアラサーの私に「健康でいること」を警告してきたんだと思いました。
30代に突入してから、明らかに20代とは体質が変わってきてるなと感じるし、
無理をするとしっかり休んでも翌日までに回復できないんですよ。
毎日食べるものとか、休息の取り方、ストレスとの付き合い方など
生活習慣全般に対して今まで以上に考えていかないといけないなーと思いました。
特に、精神的に辛いこととか苦労することをできるだけ避ける道を選んでいくというのも、健康に長生きするためには大事なことだなと思ったり。
心と体はつながってるので、どちらかが不調だと相互に引っ張られる。
メンタルもフィジカルも、両面のケアが大切!!
そんなこんなで、個人の盲腸体験談でした!
注意!私個人の体験談なので、全ての方に当てはまる症状ではありません。
盲腸は突然激痛を感じて救急車を呼ぶパターンもあるので、無理せず早めに受診しましょう!
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